歯を失ってしまった際の治療法について
ご説明いたします。
1本の歯の欠損から24本全ての欠損まで、治療を行うことができます。
患者さんそれぞれの状況に合わせ治療法を選択することが大切です。
総入れ歯
部分入れ歯
自分に合った入れ歯を用いることが、
快適な生活につながります。
健康保険での入れ歯は、極めてシンプルな構造をしています。
床(しょう)と呼ばれる歯茎を補うピンク色の部分と、人工歯と呼ばれる歯の部分が、入れ歯の本体です。
総入れ歯は、これらの床と人工歯だけで作ります。
いずれもアクリル系の樹脂で作ります。
部分入れ歯の場合は他に、入れ歯を固定するための維持装置(クラスプ)があります。
C字型に成型した弾力のある金属でバネを作り、歯の周囲にはめ込みます。
クラスプには、入れ歯の沈み込みを防止するために、支持装置(レスト)が追加されますが、沈み込みを許容したい場合は省くことができます。
保険の入れ歯の構造は、基本的にはこれだけです。
欠損が左右に独立している場合など複数ある場合は、それぞれを連結するのですが、アクリルレジンで一体成型する場合もあれば、太い金属線を加工してつなぐ場合もあります。
いずれにしても、自分に合った入れ歯を用いることが、 快適な生活につながります。
ブリッジは無くなってしまった歯の両隣の歯を
削って加工した後、人工の歯を固定する義歯です。
患者さん自身では、取り外すことはできません。
ブリッジの良い点
・固定式で動かないので、本物の歯と同じような感覚で
噛める。
・入れ歯に比べてコンパクトなので異物感が少ない。
・保険給付の対象なので対費用効果が高い感じがする。
・保険外の場合は高価だが見た目の美しさも回復できる。
ブリッジの問題点
・歯を削るという問題がある。削ると歯が傷む。
・長い連続した欠損には適用し難い。
・壊れた場合、修理は困難
・支える歯が弱った場合も対応が困難
・抜歯の後、一定の期間を待つ必要がある。
歯を失ったしまった場所に人工歯根(インプラント)を埋め込む治療法です。
自身の歯と同じような感覚で食事をすることができます。
チタンなどでできた金属の土台を骨に埋め込み、そこに人工の歯を取り付けます。
ブリッジと異なり両隣の歯を傷つける必要が無いうえ、美しく自然に仕上げることが可能です。
保険適用外なので、自費での治療となります。
当院では、インプラント治療をご希望される患者さまには、適切な医療機関をご紹介しております。
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